まだ5Gの世界を体験してないの?

知りたいのは専門用語じゃない 5Gが作る未来の世界だ

5Gとは?「第五世代通信システム」を分かりやすく解説します

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5Gを知っているだろうか?5Gは世界を大きく変える新しい技術です。
今はまだ開発途中ですが、私は5Gが必ず世界を変えると確信しています。
加速度的に技術が発展し、私たちの生活は大きく変わるでしょう。
来たる未来に向けて、皆さんにも5Gの知識を持っておいて欲しいのです。5Gに関する知識をまとめました。どのサイトよりも分かりやすく解説するので、お付き合いください。

5Gとは?通信システムを世代別に解説

5Gは「第5世代通信システム」の略称です。5GのGは英語のGenerationからきています。Generationを日本語に直すと”世代”という意味です。なので、第五世代=5Gと略されています。

第5世代と聞くと第4世代もあったの?と疑問に思いますよね。第4世代は今、あなたがスマートフォンでつかっている4G回線です。
各世代の通信システムにを簡単に説明しておきます。

1Gはアナログ携帯電話に使われていました。機種で言うとmova(ムーバ)などです。1Gではアナログで音声を相手に届けることしかできませんでした。通話しかできなかった初期の携帯電話ですね。第一世代の携帯電話は、2000年9月にサービスが終了しています。

2Gからはデジタル方式が採用されたので、1Gよりも更にできることが増えました。電子メールやIモードが使えるようになります。

3Gは2Gよりも圧倒的な通信速度が実現されて、初の世界基準となりました。1つの携帯電話を、世界のどこでも使えるようになったのです。現在では電波が非常に悪い時稀に3G回線に繋がりますね。

4Gは今私たちがスマートフォンで使っている回線です。4Gで通信するスマートフォンは、まるで手の平に収まるパソコンです。デジカメと同じくらい画質の良いカメラ機能を搭載し、動画も取れますね。アプリをダウンロードすれば、気軽に新しい機能を付属できます。ゲームのクオリティも非常に高いものになっていますね。外部機器と無線で繋がるブルートゥースも登場しました。

こうして順番に振り替えると、通信システムの世代が1つ上がるにつれて世界が変わっているのが良く分かりますね。5Gが実装されれば、また1つ世界が変わるのです。

5GはWi-Fiよりも圧倒的に速度が早い

wifiは無線LANの一種で、4Gと同じくらい使われています。通信費がかからず、回線速度も速いのでインターネットを多用する人には欠かせない通信システムです。
Wi-FiさえあればスマートフォンでYouTube視聴やゲームを心置きなく堪能できますね。速度制限が掛からず、料金を気にしないで使えるのが一番の魅力でしょう。


5GはWi-Fiよりも圧倒的に通信速度が早くなると言われています。専門的な数値になりますが、5Gは下り20Gbps 上り10Gbpsを実現します。
体感で表すと、5Gの通信速度は私たちが今使っている4GやWi-Fiの100倍早い通信速度を実現すると言われています。
例えば5Gで通信速度が100倍速くなった未来では、youtubeなどの動画サービスで遅延が発生することは無くなります。最高画質にしても動画が遅延することはありえません。
夜遅くになると、みんながスマートフォンでインターネットにアクセスするので、回線速度が遅く感じることがありますよね。5Gではそのようなことが一切無くなります。

総務省も5G運用に向けて動いている

国の行政機関である総務省も5G運用に向けて動いています。
全国で5Gのサービス展開を希望しているNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルネットワークの4キャリアと公開ヒアリングを2018年11月に実施しています。周波数の振り分けはまだ決定しておりませんが、国と企業の代表同士で話し合いは進んでいるでしょう。

また、総務省は「5G利活用アイデアコンテスト」として、地域社会で5Gの活用アイデアを平成30年10月9日~同年11月30日の間で一般応募で募集をしました。結果として計785件の応募がありました。
募集期間が短くわたしたち一般人には情報が伝わっていないので、国が力を入れたプロジェクトとは思えませんが、先進技術に精通した関係者には情報が伝わったのでしょうね。785件の応募の中から「画像認識とドローンを活用した鳥獣駆除システム」や「同時多接続と低遅延が可能とする近未来の雪害対策」などが優秀なアイデアとして選定されました。
5G実証試験には年20億円の予算が組まれているので、これからアイデアと技術を組み合わせていくのでしょう。

ソフトバンクを始めとする国内キャリアメーカーはすでに動いている

上記でも軽く触れましたが、国内キャリアメーカーの、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルネットワーク4社は5Gの国内運用に向けてすでに動いています。
導入計画としては、2019年にはドローン警備やスタジアムソリューションで配備されます。

2020年には4Gとの連携による一般への本格展開を計画しています。

5Gはいつから利用できるのか?

では、私たちが日常生活で5Gを使えるのはいつからでしょうか?
国内キャリアは、東京オリンピックの開催される2020年までに5Gの民間利用を目指しています。

2019年1/22日現在では、Samsung(サムスン)が5Gに対応した「galaxy S10X」を韓国にて3月後半に販売を予定しています。
国内ユーザーの多いAppleは未だ5G対応のiPhoneについて発表がありません。しかしあのAppleですから、水面下では5G対応iPhoneの開発は進んでいるでしょう。ユーザー間では2020年に販売予想を立てています。

5Gは私たちの世界を変える

5Gの基本的な知識を解説しました。まだまだ発展途上の技術ですが、政府や企業は水面下で動き出しています。私は5Gが世界を変えると確信しています。

 

時代に乗り遅れるな 変化を楽しめ

以上です。